雑小箱が出来たきっかけ
※最初に右のバーをご覧下さい。
このバーを最後まで下げるだけの時間と勇気があり、
疲れている中「読んで良かった」と自分に言い聞かせられる方だけ挑戦下さい。
24歳の春、2年勤めた学校を辞めました(いきなり重いですが、以前は高校教諭でした)。
在職中からあちこち病んでいたので、辞めて初めて得られた長期のお休み(!)を利用して、
形成外科と循環器科が一緒にある病院に入院しました(また重いですが)。
ご存知の方も多いと思いますが、2つ同時の入院ってかなりお高いのです。
働いていた2年分の貯金を使い果たすのか…と思うと、診察中にため息が止まりません(いやな患者です)。
すると、主治医の先生がこう言いました。
「うちで働かないかい?」
と。
外科部長らしいのですが、この一言足りない性格でよく出世できたものだと思います(褒めています)。
よくよく聞いてみると、最近子どもの患者さんが増えてきたらしく。
就学児も未就学児も多いので、院内学級のようなスペースを作ろうとなったらしく。
でも、急に思いついたため人手がなく(“足りない”ではありません)困っていると。
でも、考えてみたらちょうどいい無職で元教員の貧乏人な患者がいるではないか。
でも、お給料を払ったら色々と面倒だ…どうしようかな…。
そうだ!
入院にかかるお金と同額を給料にすればお互いすっきり!
…だそうで(一部、性格を黒くしました)。
ただ、実際自分も助かるので二つ返事です(10分前までのため息はどこへ)。
こうして、2〜12歳位の子達のお相手をすることになりました。
小学校に通う年齢の子たちにはお勉強。
それ以下の年齢の子たちには、最低限の読み書きそろばんとたくさんのお遊び。
と言っても、ちょうどその頃は8割方が3〜6歳(ちょうど幼稚園に通う年齢層ですね)。
ということは、基本的にお遊び。
と言っても病院なので、走り回って遊べる子など滅多になく…基本的におもちゃ遊びか本読み。
となると、親御さん方から持ち寄って頂いた絵本や本だけでは、そう保つはずもなく…。
することがなくなりました。
開始4日目で、です。
ブース担当としては、何とかしないといけません(さすがに責任感も芽生えます)。
自分「本が欲しいけど、自分は買いに行けないし…」
自分「それに、本は人数の倍はあったのに1ヶ月保たなかった…」
自分「本を買わずに子どもたちにお話を読んであげるには…」
自分「そうだ!」
(以下略
で、自分で書いてみることにしました。
(最初に書いた 雪だるまのお話は少し違ったきっかけですが、それはまた別に。)
看護師さん方から希望があったので、まずは雪だるまのお話を用意しました。
(詳しい話は“雪だるまのお話を書いたきっかけ2”を)
自分で書いたものを自分で読むのは、まるで何かの罰ゲームです。
でも、一度火が点いてしまうとなかなか消えないのも人間です。
というより「お前は単純だ」と周りに言われる所以です。
ただ、書いたのは良いとして、相当な長編です。
こんなのを読んだら、全員寝てしまいます。
この子たちを担当している看護師さん方からすれば願ったり叶ったりでしょうが(こら
仕方ないので、少しでも寝辛くしてやろうと登場人物を絵に描いて割り箸にくっつけ、人形劇風にしました。
が、自分が作画した人形達は、人間でも雪だるまでもない別の何かになってしまいました。
当然、子どもたちに突っ込まれます。
悔しいので、こちらも「じゃぁ自分らで描いてみろ!」と言ってみました。
(冗談なら大変大人げなく、本気なら色々失格です)
すると、最近の子はそつなくこなしてしまいます。
そのようにされると「自分は20年以上何をしていたんだろう、、、」と、高校の現代国語以来 久々に
アイデンティティについて考えさせられてしまいます。
(アイデンティティ=自分らしさ)
かと言って、負けたからと隅で三角座りをしている場合ではありません。
子ども達が頑張った時に、それを利用してイベントを成功させる。
そのやり方は、教員だった2年間で判った気がしていました(以前受け持った生徒が聞いたら怒りそうですが)。
さっそく、子ども達が描いたキャラを割り箸にくっ付けて人形を作りました。
でも、それでもこのお話を聞いてもらっている間に寝てしまうでしょう(なら書き直せという話ですが)。
なので、おおよそ 切りが良くなるように、1年ごとのお話で1日分にしました。
自分「子ども達が明日のお話の時間を楽しみにしていそうになかったら、その時は(略」
という気持ちで翌朝です。
契約更新前日の新人野球選手といった感じでしょうか(多分違うと思います)。
どきどきしながら、子ども達の集まる病棟の一角に行くと・・・
そこには・・・
昨日自分達で作った人形で遊ぶ姿が。
よかったです(ちょっと違う気はしましたが)。
いつも、こんな感じです。
到底上手く行きません。
が、本来塞ぎこみがちになりかねない環境の子ども達が楽しそうにしているなら、それはそれで。
そういう ぽじてぃぶしんきんぐ も、教員だった頃の遺産だと思います(これは本音だと思います)。
・・・このページの目的が霞みすぎてしまいました。
サイトを作った理由でしたね。
ここまできたら(多分ここまで来られた方全員が)どうでも良くなってきたと思いますが、あとちょっとなので続けます。
こういう経験から、同じような気持ちでおられる方に少しでも役に立てれば...という思いから始めてみました。
1行で片付いてしまいましたね。
すみません。
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